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加害者側の保険会社から示談案が示されましたが、納得できません。どうすればいいのでしょうか?
損害賠償の額については、これまでの数多くの裁判の結果をふまえた一応の目安があります。 しかし、加害者側の保険会社から示される示談案は、これよりも低いのが通常です。確かに、裁判する手間や時間、費用などを考えれば、裁判で認め […]
裁判をするとして、費用以外にも、裁判にかかる期間や何回くらい裁判所に行かなければならないのかも気になるのですが?
まず、裁判の期間ですが、平均的には、一審(多くの場合地方裁判所)で判決までに8~10か月でしょうか。ただし、医学的な争いがある事件はより長くなることが多く、1~2年かかってしまうこともあります。 もっとも、審理の途中で、 […]
営業で外回りをしているときに交通事故にあいました。相手は自賠責保険しか入っていないようで、労災保険を使いたいのですが、会社は、交通事故だから相手に請求するようにと言います。労災保険は使えないのですか?
通勤中はもちろん、営業のために外出しているときの事故では、労災保険の請求もできます。 特に、相手が自賠責保険しか加入していないような場合は、労災保険の請求を先に行った方が有利な場合があります。例えば、自賠責保険では、傷害 […]
買ったばかりの車で事故にあいました。買い換えたいのですが、新車の代金は賠償してもらえないのですか?
事故によって車の修理が必要になった場合は、適正な修理費の賠償しか認められません。もっとも、修理費が高額で、同じ車種、年式、使用状況の中古車を買うのに必要な額を超える修理費となるときは、その買換えの費用が賠償額となります。 […]
たまたま事故にあったときは勤務先を整理解雇され無職でした。休業損害は認められないのですか?
失業中の場合、事故にあわなくてもそもそも収入はなかったのですから、休業損害は認められないのが原則です。 しかし、裁判では、働く意思も能力もあり、すぐに仕事に就く可能性があれば、休業損害が認められた例もあります。
入院することになったのですが、大部屋では気が休まりません。個室や特別室は使えますか?
入院は、大部屋の利用が原則で、個室や特別室を利用した場合は、大部屋を利用したときとの差額が、本人負担となります。 もっとも、医師の指示があった場合や、空室がなかったといった事情があれば、個室や特別室の利用も認められ、全額 […]
警察の人が来たときには、大した怪我でもないと思ったので、物損事故としてもらったのですが、その夜から痛みがひどくなりました。そのままにしていてもいいのでしょうか?
事故直後は目に見える傷もなく、警察にもそのように説明すると、人身事故ではなく、物損事故として扱われています。そのままでは、後で「事故証明」を発行してもらえず、保険の手続で苦労することがあります。 そこで、このような場合は […]
交通外傷により発症した変形性関節症
2011.10.31に続いて、交通外傷により発症した変形性関節症の後遺障害の程度を論ずる準備書面の抜粋です。 下記準備書面は,あくまで一例です。 案件によって,書面内容は変わりますので,詳しくは,直接お問い合わせ下さ […]
交通外傷により発症した変形性関節症
2011.10.31に続いて、交通外傷により発症した変形性関節症の後遺障害の程度を論ずる準備書面の抜粋です。 2 被告の主張の医学的前提 被告は,原告の後遺障害が「1手のひとさし指を含み3以上の手指の用を廃 […]
過失相殺の基準へのあてはめをするために必要な実況見分調書ですが、どのようにすれば手に入るのですか?
既に加害者が業務上過失致死傷罪など有罪が確定していれば、その記録のコピーを検察庁でもらうことができます。その中に、実況見分調書も入っています。 一方、不起訴になった場合は、その記録は非公開が原則なのですが、実況見分調書等 […]