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急性硬膜下血腫と慢性硬膜下血腫の治療
急性硬膜下血腫は、頭のけがのため、どこかの血管が破れて硬膜下腔に出血し、脳を圧迫しています。 そこで、治療としては、脳の圧迫を取るために、血腫を取り去り、更に出血しているところを見付けて、止血しなければなりません。そのた […]
急性硬膜下血腫と慢性硬膜下血腫の血腫のでき方
同じ硬膜下血腫といっても、この2つの病気は、全く違う病気です。 そして、交通事故により、どちらも発症することがあります。 もちろん、急性・慢性という呼び方から、急性がけがをしてすぐ発症し、慢性がけがをしてしばらくして発症 […]
脳を取り巻く膜とけがの種類
原総合法律事務所では、交通事故ではあまり扱うことがないのかもしれませんが、慢性硬膜下血腫を扱ったことがあります。 そういえば、これも交通事故との関係が問題になりますが、動脈瘤の破裂によるくも膜下出血を扱ったこともありまし […]
CRPS(RSD)における素因減額
CRPS(RSD)については、それが後遺障害にあたるとしても、素因減額されることが多いとされていました。 そんなに大きな怪我ではないのに、激しい痛みがいつまでも続くというのは、個人的な理由が関係しているので、賠償額を減額 […]
CRPS(RSD)の裁判での扱い
自賠責損害調査事務所のCRPS(RSD)の後遺障害認定基準が厳しいことは前回説明しました。 特に、骨の萎縮が要件とされている点が、医学的な診断基準とは異なっています。 ということは、診断書にCRPS(RSD)と書かれてい […]
CRPS(RSD)の後遺障害認定基準
前回の判定指標によって、医学的にCRPS(RSD)と診断されたからといって、当然に後遺障害の等級が高くなるというものではありません。 調査事務所の認定は、労災保険の認定基準にならっているので、労災保険の認定基準にあてはま […]
CRPS(RSD)の診断基準
もともと、RSDの主な症状といわれてきたのが、 疼痛、腫脹、関節拘縮、皮膚変化(栄養障害) の4つです(RSDの4主徴)。 加えて、交感神経の反射異常による二次変化として、発汗・温度の変化、骨萎縮、栄養障害、血行障害など […]
CRPS(RSD)の診断と後遺障害の等級
このように分からないことだらけのCRPS(RSD)ですから、診断が難しいのは当然です。 ただ、CRPS(RSD)と診断されると、その痛みが激しく、長く続くことが医学的に認められるわけですから、後遺障害の等級も高くなります […]
CRPS(RSD)はなぜ起こる?
実は、CRPS(RSD)がなぜ発症するのかについても、よく分かってはいません。 以前は、反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)と呼ばれていたことからも分かるのですが、交感神経の反射(興奮)が異常に続くことが原因だと考え […]
RSD又はCRPS
そんなに大きな怪我ではないのに、激しい痛みがいつまでも続くことがあります。交通事故や労災、また、手術後に表われ、その診断は難しく、そのために裁判でも争われることが多い病態です。 原総合法律事務所でも、交通事故や医療過誤で […]