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膝のけが-前十字靱帯損傷
膝のけがによる後遺障害として、動揺関節(膝の不安定性)についてふれたことがありました(→こちら 1 2 3 4 5 6) 動揺関節を残す膝のけがの代表が、前十字靱帯損傷(ぜんじゅうじじんたいそんしょう)です。 原総合法律 […]
椎間板ヘルニアの素因減額-判決の傾向(重要)
7回に分けて椎間板ヘルニアの素因減額を見てきましたが、最後に判決の傾向のまとめです。 細かい理由はともかく、この結論を押さえておけば、とりあえず、損保会社との対応は間違わないでしょう。 まず、前提として、椎間板ヘルニアが […]
椎間板ヘルニアの素因減額-「公平を失する」か
もう一度、最高裁判決を読んでみましょう(→こちら)。 1. 事故前から「疾患」があって、 2. 事故と事故前の「疾患」が共に原因となって損害が発生した場合で、 3. さらに、加害者に損害の全部を賠償させるのが公平を失する […]
椎間板ヘルニアの素因減額-「共に原因となって損害が発生した場合」か
前々回の判例の枠組みで紹介しましたが(→こちら)、事故前に「疾患」があったとしても、「被害者に対する加害行為と加害行為前から存在した被害者の疾患とが共に原因となって損害が発生した場合」でなければ、素因減額は認められません […]
椎間板ヘルニアの素因減額-事故前に「疾患」があったか
前回の最高裁判決の枠組みでは、まず、事故前に「疾患」があったかが問題になります。 そこで、椎間板ヘルニアそのものが、「身体的特徴」にとどまるか、「疾患」といえるかについては、「疾患」にあたるとされています。加齢により発症 […]
椎間板ヘルニアの素因減額-判例の枠組み
以前からたびたび書いてきましたが、裁判所の考え方は、体質的素因について、「疾患」ならば減額するが、「身体的特徴」は減額の理由にならないというものでした。 このブログでは、できる限り分かりやすくと思っているので、判決の引用 […]
椎間板ヘルニアの何が問題か
交通事故で首や腰を傷めたとき、診断書の病名に、椎間板ヘルニアと書かれていることはないと思います。 病名としては、首の怪我なら外傷性頚部症候群とか頚椎捻挫(むち打ち損傷です。)と書かれていることが多いでしょうし、腰の怪我な […]
もう一度、椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアについては、あまり嬉しくない病名、症状名として、以前、2回に分けて、簡単に取り上げたことがありました(→1回目、2回目)。 その後も、相変わらず、頚部や腰部の神経症状(痛み、しびれなど)が続いている被害者に […]
脳脊髄液減少症のガイドライン
医学論文の探し方を話題にしようと思ったのですが、ガイドラインというと、交通事故の被害者側弁護士としては避けて通れないテーマがあります。 ということで、前回のガイドラインつながりで、今回は、脳脊髄液減少症・低髄液圧症候群・ […]
腱板断裂が難しい理由
腱板断裂については、事故直後の受診の際、肩の痛みを見落とされる場合があることを説明しました(→こちら)。 しかし、腱板断裂が難しい理由は、それだけではありません。 調査事務所が求める画像所見という点からみても、腱板断裂は […]