高齢や重病の被害者の損害の減額
医療過誤などで,被害者が高齢であったり,重い病気にかかっていたことなどを理由に,損害が減額されることを主張される場合があり,確かに,そのような裁判例も存在します。しかし,命の価値は変わらないのではないかというのが,ここ […]
遺産分割と成年後見
遺産分割を行うときに、判断能力が問題になることがあります。 そんな典型的なケースです。 Question 私の80歳になる母の相談です。 父が亡くなり、四十九日も過ぎたので、遺産分割の話しをしようと、きょうだいと […]
意思能力の判断基準
高齢社会の進行に伴い、判断能力の低下した人のした法律行為の有効性が問題となるケースが増えています。そんな意思能力の判断基準を検討した書面です。 1 問題の所在 (1) 原告の主張 原告の主張は,要するに,平成○○年○ […]
本などをコピーすることは違法か~著作権(知的財産権)の話~
1 はじめに 本を買ったり図書館から借りたりした場合、その本の内容をコピーしたり書き写したりすることは、普段何気なくなされています。 また、レンタルCDショップでCDを借りてきて、パソコンに取り込んだりコピーをするこ […]
家業の従事が寄与分と認められる場合
亡くなった親の家業に従事していたとして、より多く相続したいという寄与分の主張がされることがよくありますが、なかなか認められません。寄与分が認められる要件をまとめた書面を見てください。 2 寄与分が認められる要件 確か […]
素因減額
交通事故の損害賠償請求において、保険会社側が、被害者がもともともっていた体質的、心因的な要因が治療を長期化させたという主張をすることがよくあります。やや古くなっていますが、それへの反論の書面(準備書面)の例です。 &nb […]
素因減額
交通事故の損害賠償請求において、保険会社側が、被害者がもともともっていた体質的、心因的な要因が治療を長期化させたという主張をすることがよくあります。やや古くなっていますが、それへの反論の書面(準備書面)の例です。 5 […]
むち打ち損傷の後遺障害等級
むち打ち損傷は、後遺障害等級(障害の重さ)では、もっとも軽い14級とされたり、14級にもあたらない(非該当)とされることが多いのですが、その等級を争った書面(訴状)の総論部分です。この後に、具体的なあてはめが続きます。 […]
むち打ち損傷の後遺障害等級
むち打ち損傷は、後遺障害等級(障害の重さ)では、もっとも軽い14級とされたり、14級にもあたらない(非該当)とされることが多いのですが、その等級を争った書面(訴状)の総論部分です。この後に、具体的なあてはめが続きます。 […]
低速度の衝突でむち打ち損傷は発症するか
交通事故のむち打ち損傷について、損保会社から、低速度の軽微な衝突だから、障害は残らないはずだという主張がなされることがあります。それは正しくないということをまとめた書面(準備書面)です。 2 低速度衝突にお […]