中心性頚髄損傷という病態
最近、むち打ち損傷のうち遷延化するケースとして、中心性頚髄損傷がクローズアップされています。その簡単な紹介です。 中心性頚髄損傷という病態 一般に,頚髄不全損傷のうち,受傷時当初から,又はその回復過程において,上肢の運動 […]
ホームヘルパーは見た! vol.3
今月のNBCラジオ「塚田恵子のシャキットモーニング」の「シャキッと解決!ラジオ法律相談」も、ホームヘルパーは見た!シリーズです。 少しだけ、「ネットワークながさき」の「お困りごと案内ダイヤル」の宣伝も入っ […]
事故で顔に3cmの傷痕が残り、精神的にこもりがちになってしまい、仕事を辞めてしまいました。将来働けなくなったことの賠償まではできないと言われていますが、本当ですか?
このように傷跡が残ることを外貌醜状といいます。 治療している間の治療費や仕事を休んだ休業損害、その入通院の期間に応じた慰謝料の賠償を受けられることは当然です。 問題は、傷痕が残ったことについて、後遺障害として、将来働けな […]
傷痕が残った場合(外貌醜状)の損害賠償
さらに続いて、NBCラジオ「塚田恵子のシャキットモーニング」の「シャキッと解決!ラジオ法律相談」で取り上げた話題です。 1月5日オンエア分 Question 昨年末、私は、横断歩道を渡っているときに、脇見運転してきた […]
自賠責保険と任意保険の違いを教えてもらえますか?
自賠責保険は、法律で加入が強制されているものです。車を買うときや車検の機会に、この自賠責保険の保険料を支払わないと、その手続ができなくなっています。 その保険金の上限は、次のとおりで、十分とはいえませんし、物損を含みませ […]
加害者側の保険会社から示談案が示されましたが、納得できません。どうすればいいのでしょうか?
損害賠償の額については、これまでの数多くの裁判の結果をふまえた一応の目安があります。 しかし、加害者側の保険会社から示される示談案は、これよりも低いのが通常です。確かに、裁判する手間や時間、費用などを考えれば、裁判で認め […]
裁判をするとして、費用以外にも、裁判にかかる期間や何回くらい裁判所に行かなければならないのかも気になるのですが?
まず、裁判の期間ですが、平均的には、一審(多くの場合地方裁判所)で判決までに8~10か月でしょうか。ただし、医学的な争いがある事件はより長くなることが多く、1~2年かかってしまうこともあります。 もっとも、審理の途中で、 […]
営業で外回りをしているときに交通事故にあいました。相手は自賠責保険しか入っていないようで、労災保険を使いたいのですが、会社は、交通事故だから相手に請求するようにと言います。労災保険は使えないのですか?
通勤中はもちろん、営業のために外出しているときの事故では、労災保険の請求もできます。 特に、相手が自賠責保険しか加入していないような場合は、労災保険の請求を先に行った方が有利な場合があります。例えば、自賠責保険では、傷害 […]
買ったばかりの車で事故にあいました。買い換えたいのですが、新車の代金は賠償してもらえないのですか?
事故によって車の修理が必要になった場合は、適正な修理費の賠償しか認められません。もっとも、修理費が高額で、同じ車種、年式、使用状況の中古車を買うのに必要な額を超える修理費となるときは、その買換えの費用が賠償額となります。 […]
たまたま事故にあったときは勤務先を整理解雇され無職でした。休業損害は認められないのですか?
失業中の場合、事故にあわなくてもそもそも収入はなかったのですから、休業損害は認められないのが原則です。 しかし、裁判では、働く意思も能力もあり、すぐに仕事に就く可能性があれば、休業損害が認められた例もあります。