治癒の関連語
治癒つながりの話題の続きです。 「治癒」が完全に治ることで、病気の症状が一時的に軽くなったり、消えたりした状態を「寛解」ということは、前回説明しました。 これに対し、病状がますます悪くなることを「増悪」といいます。後遺障 […]
治癒と寛解
前回の「治ゆ」つながりの話題です。 似ているけれど違う医学用語に治癒と寛解があります。 治癒が、完全に治った状態であることは分かります。 では寛解とは何かというと・・・ まず、読み方が分かりません。「かんかい」と読みます […]
労災の診断書では症状固定を「治ゆ」という
なぜか分かりませんが、労災の後遺障害診断書(様式第10号、第17号の7→こちら)では、「症状固定日」のことを「治ゆ年月日」といいます。 交通事故の自賠責様式の診断書や後遺障害診断書では、「治ゆ」とは後遺障害を残さないとき […]
労災の後遺障害等級と交通事故の後遺障害等級
交通事故の後遺障害等級は、基準としては、労災の後遺障害等級に準じています。要するに、基準は同じです。 ところが、認定される等級を見ると、労災で高い後遺障害等級が認められても、交通事故の後遺障害等級としては、低い等級しか認 […]
病院、診療所、医院、クリニックetc.
このブログで、医療機関にふれるときに、病院、診療所と2つを並べて書いているのに気付いていますか。 役に立たない知識ですが、医療法では、医療機関を病院と診療所に区別しているからです。 ベッド数が20床以上の医療機関を病院と […]
診療録を開示しない医療機関
今なら、ほとんどの病院、診療所が診療録の開示に応じてくれます。 それは、厚生労働省が、2003年9月の「診療情報の提供等に関する指針」により、患者等の求めに応じて診療記録を開示すべきことを定めたからです(→こちら)。 ま […]
診療録を手に入れる方法
治療の必要性や後遺障害の等級の争いになった場合、被害者側弁護士としては、診療録を読む必要が出てきます。 では、どうやって診療録を手に入れるかというと・・・ 以前は、患者側が診療録を見たいと思っても、なかなか診療録を見るこ […]
診療録を読む
被害者側弁護士としては、診療録も自分で読むわけですが、何が難しいかというと、まず、字が読めない。 診察をしながら、短い時間で書くわけですから、当然、丁寧に書いてあるわけがありません(これは、相談をしながら相談カードにメモ […]
症状固定日の争い
症状固定日が大切なことは、以前にも書きました(→こちら)。 症状固定日までは、治療費が賠償の対象になりますが、その後は、原則として、リハビリテーションなどを続けていても、賠償の対象とはなりません(例外もあることは、改めて […]
整体やカイロプラクティックはどうかというと
更に紛らわしいものに、整体とかカイロプラクティックとかリラクゼーションとかがあります。 整骨院は、柔道整復師の資格が必要ですが、整体、カイロプラクティック、リラクゼーションとかは、無資格の業者です。 整体、カイロプラクテ […]