実況見分調書は、いつになったら入手できるか
実況見分調書は、事故後、早い段階で作成されています。 ところが、そのコピーをとれるようになるのは、かなり後になってからです。捜査が終わるまでは、捜査の秘密があるからです。 起訴・不起訴が決まるまで、随分待たされることもあ […]
実況見分調書を入手するには
では、そのように重要な実況見分調書ですが、どのようにして手に入れるかというと・・・ まず、実況見分調書がどこに保管されているかというと、それは検察庁にあります。 そこで、検察庁でコピーをとるわけですが、それには決まった手 […]
実況見分調書を争う・実況見分調書で争う
前回、事故状況については、実況見分調書が信用されると書きました。 そうすると、実況見分調書にはこう書いてあるけれど、実際はこうだと「実況見分調書を争う」のは、かなり難しいということになります。 自分の記憶と違うと言いたい […]
過失割合の前提となる事故状況-実況見分調書
過失相殺の割合がどうなるかは、事故の状況を基準にあてはめて決めることになります。 その基準が、東京地裁民事交通訴訟研究会編『民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準〔全訂4版〕』別冊判例タイムズ16号でした(→こちら)。 […]
後退時の事故の過失割合
駐車場内の事故で特殊なのは、後退時の事故が多いことでしょう。 道路上で、車が後退することは、ほとんど考えられません。 そもそも、車は、前進するのが原則ですから、後退する場合の安全性は、二次的にしか考えられていません。せい […]
駐車場内の事故(過失割合の基本?)
最近、不思議と駐車場内の事故のご依頼を受けることが続いています。 駐車場内の事故で、いつも問題になるのが、過失割合です。 被害者側にも○割の過失があるから、○割減額するという過失相殺(かしつそうさい)の割合ですね。 過失 […]
解決にかかる期間
ご相談の際、よく聞かれるのが、解決までにかかる期間です。 相手方次第なので、一概には答えられないのですが、例えば、後遺障害を争わない事件で、損害の評価(計算方法)だけを争う事件であれば、1~2か月で終わることもあります。 […]
最近の相談数、受任数など
最近の長崎事務所での交通事故(被害者側)の相談数、受任数などをざっと数えてみました(数え落としているのもありそうですが)。 ここ1年くらいだと、1か月の新しい交通事故の相談者が平均6.2人で、交通事故の受任数が平均4.8 […]
被害者が死亡した場合の和解-の後の手続-
前回、被害者が死亡した場合の損害賠償債権は、各相続人が、取り分(相続分)に応じて当然に取得すると説明しました。 例えば、相続人が妻と子ども2人で、賠償額が5000万円だとすると、妻が2500万円、子どもが各1250万円を […]
被害者が死亡した場合の和解
被害者が死亡した場合、被害者の損害賠償債権は、相続人が取得します。 そこで、被害者が死亡した場合、和解(示談)は、相続人が行うこととなります。 では、相続人が2人以上いた場合は、誰が和解(示談)するのでしょうか。 普通は […]