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法律の話(ブログ)

  • 労災の10級が交通事故では併合9級になったケース

    個人情報に関わるので具体的には書けませんが、前回の例は、例えばこんなケースでした。 1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すものは、10級10号です。 別の系列の1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの […]

  • 労災よりも交通事故の後遺障害の等級が高くなることだってある

    交通事故の後遺障害等級は、労災の後遺障害等級に準じているのだけれど、労災の等級の方が交通事故の等級より高くなることがあると書いたことがあります(→こちら)。 労災補償は、労働者保護のための制度ですが、交通事故の損害賠償は […]

  • むち打ち損傷の閾値論の誤り

    そもそも「閾値(いきち)」という言葉が聞き慣れない言葉です。「しきい値」ともいいますが、影響が表れる境目の値のことをいいます。 これ以上の加速度や速度変化がないと、むち打ち損傷が表れない値があるとして、その閾値を超えない […]

  • むち打ち損傷における工学鑑定(工学的意見書)はなぜ信用できないのか

    むち打ち損傷における工学鑑定(工学的意見書)が信用できないことを問題提起した古典的な文献が、1990年の東京三弁護士会交通事故処理委員会むち打ち症特別研究部会「むち打ち症に関する医学・工学鑑定の諸問題」です(判例タイムズ […]

  • むち打ち損傷における工学鑑定(工学的意見書)とはどのようなものか

    前回に続き、むち打ち損傷における工学鑑定(工学的意見書)がなぜ信用されなかったかについて、自分なりの復習です。 以前、よく目にした工学鑑定(工学的意見書)は、車体変形量から有効衝突速度を推定し、有効衝突速度から加速度を導 […]

  • 工学鑑定(工学的意見書)は科学的か

    最近はあまり目にしませんが、以前は、むち打ち損傷について、損保会社側から工学鑑定(工学的意見書)がよく提出されました。 交通事故を工学的に解析すると、むち打ち損傷は発症しないという意見書です。 事故車両の損傷の状況(へこ […]

  • 裁判で中心性頚髄損傷が認められる場合

    そもそもMRI所見があれば、調査事務所が中心性頚髄損傷を認めます。 したがって、裁判で中心性頚髄損傷が争われるのは、MRI所見がない場合です。 裁判では、事故の態様(衝撃の大きさ)や症状の経過などから、事故による中心性頚 […]

  • MRI所見がない中心性頚髄損傷

    調査事務所では、MRIで頚髄に輝度変化(白っぽく見えます。)がなければ、中心性頚髄損傷とは認めません。 しかし、その上肢の症状を見ると、どう考えても、頚椎捻挫などでは説明できないのではないかと思える方がおられます。 実際 […]

  • 切り捨てられる中心性頚髄損傷

    以前も書きましたが、「中心性頚髄損傷」のワードで検索すると、原総合法律事務所のHPの記事が上位に上がってきます(→こちら)。今、試してみたら、2位でした。 実際、何人かの中心性頚髄損傷の方の依頼を受けましたが、14級9号 […]

  • 弁護士の費用をカバーする保険

    続いて、一昨日(8/25)のNBCラジオ「情報コンビニ午後ゴGO!!!」8月オンエア分です。 Question 私は、30歳台の主婦です。先日、道路を横断中、車と接触し、転倒する事故に遭いました。私にも落ち度があると言わ […]

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