人身事故扱いにすべきか
事故に遭い怪我をしたものの、人身事故扱いにすべきか迷っているといった相談を受けることがあります。 結論から言いますと、過失割合や怪我との因果関係が争いとなりうるケースでは、必ず人身事故扱いにすべきです。人身扱いしていない […]
整形外科の選び方
裁判では(もちろん交渉でも)、客観的な証拠が重視されますから、適切な賠償を得るためには、適切な証拠を準備することが重要です。 証拠の中でも、診断書と診療録(カルテ)の記載は特に重要ですから、これらの証拠を作成してくれ […]
医療照会結果の位置づけについて
保険会社が一括対応を終了する(治療費の支払いを打ち切る)際、多くのケースで、保険会社は、一括対応終了時期が症状固定時期であると主張します。 被害者側としては、症状固定時期は、一括対応終了時期ではなく、最終の通院日であると […]
健康保険で通院した場合の請求
一括対応終了後に健康保険で通院した場合、通院中の治療費は、3割負担となりますが、自己負担した治療費については、終診後にまとめて請求することとなります。 ひとまず、相手方自賠責保険へ被害者請求をして、自己負担した治療費を回 […]
自賠責様式の診断書の転帰欄
交通事故の場合、医療機関は、治療費の一括対応中、自賠責様式の診断書を作成して、加害者側の任意保険会社へ提出しています。 また、一括対応終了後の健康保険による通院についても、終診後に自賠責様式の診断書の作成をお願いすること […]
後遺障害診断書に記載する症状固定日
通院途中で治療費の支払いが打ち切られ、打ち切り以降も、健康保険で通院を継続しているようなケースでは、最終的な治療期間が1年近くに及ぶこともあります。 このようなケースでは、疼痛や手足の痺れの症状が残存することも多いため、 […]
健康保険の切り替え(その2)
前回記事(健康保険の切り替え(その1))の続きとなります。 一括対応終了後(治療費打ち切り後)の健康保険の切り替えについて、消極的な対応をする医療機関がある理由としては、いくつか考えられますが、 ①交通事故では健康保険が […]
健康保険への切り替え(その1)
治療費が打ち切られると、以降は、相手方の任意保険会社から治療費は支払われませんので、健康保険に切り替えた上で通院することとなります(この間の治療費は病院の窓口にて3割負担で支払うこととなります)。 この点、病院によっては […]
症状固定時期について
弁護士原幸生による記事です。 保険会社からの治療費の支払いが打ち切られると、症状固定としなければならないといった誤解がありますが、そのようなことはありません。もしも保険会社担当者から、そのような説明を受けた場合は、それは […]
打ち切り後の通院
以前の記事(打ち切り時期について)でも述べたように、近年の保険会社の対応を前提とすると、たとえ弁護士が入って交渉したとしても、期待通りに打ち切り時期が延長されるというケースは多くありません。 そうすると、打ち切り後の対応 […]