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2010年(平成22年)の6月から(もうすぐです)、貸金業に関する法律が変わります。
借りすぎを防ぐために、業者からの借入れについて制限されることになります。
総量規制というもので、大まかに言うと、個人については、年収等の3分の1を超える借入れが原則としてできなくなります。
大手のカード会社などが、6月以降は専業主婦への新規の貸し出しを停止すると発表していますが、それも法律の変更を受けてのものです。
どのような影響が出るかは未知数ですが、追加の融資を受けられなかったり、新たな業者に貸付を申し込んでも、借りられなくなることがあるかもしれません。
借入れをしていると、「借りたお金で返済をしている」状態になってしまうことがあります(「自転車操業」といわれる状態です。)。
そのような状態で、借入れができなくなれば、返済もできなくなり、行き詰ってしまうことになります。
そのため、「6月以降、破産したりする人が急増するのではないか。」という懸念も聞かれます。
ひょっとすると、6月以降に、行き詰る人が急に増えて、弁護士の相談窓口もいっぱいなってしまうかもしれません。
いずれにしても、借金が増えて返す自信がないという人は、6月に慌てないように早めに弁護士に相談した方がよいでしょう。