ＮＢＣラジオ放送　ご紹介！（１月ＯＡ分）

昨年４月から、当事務所所長弁護士　原章夫が､ＮＢＣラジオの「情報コンビニ　午後ＧＯ」内「親子弁護士原先生の法律相談」に出演しています。

放送は、毎月第１水曜日　午後２時半～です。

 

交通事故について何回もお話ししていますし、そのたびに弁護士に相談することをお勧めしています。

でも、実際には、弁護士に相談するのはハードルが高いようです。

今回は、弁護士はこんなふうに使えばいいという、弁護士の「取扱説明」です。

 

ケース

先日、交通事故に遭いました。初めてのことで、分からないことばかりですから、弁護士に相談に行きたいとは思うのですが、まだ治療を始めたばかりです。保険会社との話し合いも始まっていないときから相談に行ってもいいのでしょうか。また、費用についても心配です。

 

Ｑ　やはり、弁護士に相談するというのはハードルが高いのでしょうか。

Ａ　相談を受ける前に、まず、問い合わせの電話をいただくのですが、そのとき、裁判になっていないけれど、相談だけでいいんですかと言われる方がおられます。弁護士は、裁判にするときに行くところというイメージがあるんだと思います。でも、実際には、話し合い（交渉）で解決する方が多く、私の事務所の場合、交通事故についていえば、裁判にまで進む方は１割もいないと思います。

 

Ｑ　とはいっても、直接、弁護士の事務所に電話をかけるというのも、ちょっとためらうことがあると思いますが。

Ａ　そうですね。確かに、私の事務所の場合も、いろんなところから紹介されて来られる方が多いとは思いますが、紹介はなく、どこかで原総合法律事務所のことを知って、直接電話をかけて来るという方も増えてきています。このラジオで知ってという方も何人もおられます。

 

Ｑ　そこで、この相談の方ですが、まだ治療を始めたばかりで、保険会社との話し合いも始まっていないということですが、もちろん、相談に行ってもいいのですよね。

Ａ　はい。むしろ、早ければ早いほど良いと思います。例えば、警察の事故処理のアドバイスもできますし、治療の受け方のアドバイスもできます。早く相談に来てもらった方が、保険会社との交渉もスムーズに進みますし、結果として、よりよい解決につながります。

 

Ｑ　トラブルになって、もめてからということではないのですね。

Ａ　トラブルにならないように、もめたりしないようにするのが弁護士の役目と思っていただいた方が良いと思います。

 

Ｑ　とはいっても、弁護士の費用の点も気になると思います。

Ａ　はい。まず、相談ですが、原総合法律事務所では、交通事故の被害者の相談については、1回３０分程度、３回まで無料としています。実際に、交通事故の被害者で、相談料を支払われる方はいないようです。

 

Ｑ　でも、交渉を依頼するということになると、費用がかかるのですよね。

Ａ　はい。そうなのですが、最近は、自分の保険に弁護士費用特約が付いている方が増えています。私の事務所だと、依頼を受ける方の７割くらいは、弁護士費用特約が使える方です。弁護士費用特約に入っていれば、そこから弁護士の費用は全額支払われ、「手出し」はないという方がほとんどです。

 

Ｑ　弁護士費用特約は、そんなに普及しているんですね。

Ａ　はい。弁護士費用特約は、契約に入っている本人だけでなく、同居の家族とか、別居でも子どもまでカバーします。また、同乗者をカバーする場合もあります。1つの特約で、カバーする範囲が広いので、弁護士費用特約が使える方が増えているように思います。

 

Ｑ　弁護士費用特約で、弁護士を自由に選べるのですか。

Ａ　はい。保険会社の指定する弁護士でないと使えないと勘違いされている方がおられますが、自分が選んだ弁護士でも使えます。

 

Ｑ　そうすると、弁護士費用特約が使えない方は、弁護士の費用で「損」をするということになるのでしょうか。

Ａ　交通事故の場合は、ほとんどの方で、弁護士が依頼を受けて交渉することにより増額する金額の方が、弁護士の費用よりずっと大きくなるので、弁護士に依頼した方が「得」になります。ごく稀に、増額できそうな額と弁護士の費用があまり変わらないようなことがありますが、そういう場合は、相談のときにその見通しをお話ししますので、心配されることはありません。

 

原総合法律事務所では、交通事故に関するご相談は、３回まで各３０分程度無料とさせていただいています。

また、原総合法律事務所には、交通事故の専用相談窓口「交通事故案内ダイヤル」があります。この4月からはフリーダイヤルでの受付も始めました。

フリーダイヤル０１２０－１４９－７００です。

交通事故について、ちょっとした疑問でも、お気軽にお問い合わせください。