TEL: 095-820-2500
[平日] 9:00~17:00
(1)佐世保事務所について
当事務所佐世保事務所は、昨年1月に開店しました。長崎県北地域の皆様のご支援のおかげを持ちまして、無事、佐世保事務所開店後1年を経過し、厚く御礼を申し上げます。 佐世保事務所では、この1年間、数百件のご相談を承り、多くの事件を受任しました。
佐世保事務所がこれまで受任した事件は、金銭トラブルや不動産トラブルなどの一般民事事件、夫婦関係や遺言・相続、成年後見などの家事事件、医療過誤事件、交通事故事件、労働事件、刑事事件、多重債務、法人経営相談など多岐にわたっています。
なお、昨年12月より、佐世保事務所は、弁護士を1名増員し、緊急の相談要請への対応能力が格段に上りました。また、増員した弁護士は、企業におけるトラブル予防の法務についても精通しています。長崎県北地域では、弁護士数の不足のため、法人の方々への法律事務サービスが不十分となっていますが、当事務所では、企業法務への対応力も拡充しております。
今後とも、長崎県北地域の皆様のご期待の応えられるよう、微力を尽くす所存ですので、よろしくお願い致します。
(2)佐世保での勤務について
当方は、佐世保支店開設以来、同事務所にて勤務しています。その間の雑感などを申し上げます。
長崎県北地域は、その人口と比較して、弁護士数が不足している地域です。そこで、本来であれば法律事務を弁護士に依頼すべき事件であっても、弁護士が対応できないという事態が多く、「弁護士に依頼する。」という行為が皆様の間であまり慣れていない地域のようです。また、当方が、相談を受けたところ、非常に奥ゆかしく自己主張を控える方が多くいました。
そのような状況から、当方は、まず「弁護士と話をすること」が大仰なことではないということをいかに皆様に伝えるかということを意識しました。これまでお会いした方で、当方のそのような意図が伝わった方は、当事務所をご信頼いただき、充実して仕事を進めることができました。
弁護士業は、確かに法律事務の代理という特殊な職業です。しかし、その法律事務代理の原因となる事件は、社会のあらゆる現象であり、その解決のためには、書籍からの知識のみならず、皆様からのご教示を得ることが不可欠です。当方は、今後も佐世保事務所での勤務が続きますが、これまで通り、長崎県北地域の皆様からのご相談及び事務処理受任にあたり、ご信頼をいただけるように努めると同時に、皆様の知識や人生経験に基づくご教示を得たいと考えています。
弁護士法人佳朋 原総合法律事務所 佐世保事務所所長 弁護士 田中 亮