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NBCラジオ放送 ご紹介!(7月OA分)
今年4月から、当事務所所長弁護士 原章夫が、NBCラジオの「情報コンビニ 午後GO」内「親子弁護士原先生の法律相談」に出演しています。
放送は、毎月第1水曜日 午後2時半~です。
7月放送分のご紹介です!
<CASE>
先日、交通事故に遭い、救急車で事故現場に近い総合病院に運ばれました。そこでは、レントゲンを撮り、特に骨折などはないということで、帰されました。でも、その病院は、自宅から遠く、通うのが大変です。近くの医院に変わってもいいのですか。また、大きな総合病院でなければだめでしょうか。
Q 事故に遭い、救急車で運ばれるのは、大きな総合病院なのですね。
A はい。事故直後は、骨折がないか、脳に傷害を受けていないかなど、念のため、詳しい検査を受けておいた方が安心ですから、事故現場近くの大きな総合病院に運ばれると思います。
Q ところが、その病院が自宅から遠かったりすると、続けて通院するのは大変ですね。
A はい。そこで、そういうときは、近くの医療機関に変わって構いません。ただ、最初の病院から、いわゆる紹介状、診療情報提供書を書いてもらい、それを持っていくようにしてください。また、一応、加害者側の保険会社には、一言、連絡を入れておきましょう。
Q その場合でも、大きな総合病院がいいのですか。
A けがが重い場合は、大きな総合病院が安心ですが、例えば、交通事故に多いむち打ち損傷といったものなら、むしろ地域のこぢんまりとした診療所、医院、クリニックの方が、よく診てもらえることが多いようです。大きな総合病院だと、より重症な患者が中心なので、むち打ち損傷などだと、1か月に1回経過を見る程度の治療しかしないこともあります。それでは、保険会社から、軽い怪我だと勘違いされることにもなりかねません。
それよりも、地域の診療所に週に2~3回通う方が、症状の経過もきちんと把握してもらえますし、それが、後の損害賠償にもつながります。休業損害や慰謝料といった損害賠償の計算をするときに、通院期間、通院日数が問題になるのです。
Q 総合病院でないと、科が限られると思うのですが、何科に行けばいいのですか。
A けがを専門に扱うのは、整形外科です。内科はもちろん、外科も専門ではありません。頭を強く打ったときは、脳神経外科での検査も必要ですが、続けて通うのは整形外科です。科を間違うと、よく診てもらえないことがあります。
Q 整骨院に通うことはどうですか。
A 整骨院は、医師ではなく、柔道整復師が施術を行うものです。医師の了解の下、保険会社にも告げて施術を受けるのであれば、問題ありません。しかし、医師が同意しないのに、整骨院に通うと、保険会社が、整骨院の施術費を支払わない場合があります。また、整骨院では、医師ではありませんから、診断書を書いてもらえず、治療や施術を受ける必要性が分かりません。整骨院で施術を受ける場合も、必ず、整形外科での治療を平行して受けて下さい。
Q けがの治療といっても簡単ではないのですね。
A はい。交通事故は、法律もですが、医療も絡んできます。医療に詳しい弁護士に相談することをお勧めします。原総合法律事務所では、医療事故にも30年近く取り組んでいるので、医療が関わる相談にも対応できます。
原総合法律事務所では、交通事故に関するご相談は、3回まで各30分程度無料とさせていただいています。また、原総合法律事務所には、交通事故の専用相談窓口「交通事故案内ダイヤル」があります。この4月からはフリーダイヤルでの受付も始めました。フリーダイヤル0120-149-700です。交通事故について、ちょっとした疑問でも、お問い合わせください。